
虎跳峡は麗江古城から北に約30kmのところにある、金沙江(長江)の大渓谷です。麗江の玉龍雪山とシャングリラの哈巴雪山に挟まれたこの辺りは山が険しく、約17kmも続く見事な大渓谷を形作っています。 虎跳峡は最も狭いところでは幅が約30mしかなく、その昔、虎がこの川を飛び越えたとの言い伝えからこの名が付きました。17kmの距離で水面の落差は210mもあります。川幅が狭いこともあり、この辺りの金沙江は激流となって流れています。日本人のイメージする長江のゆったりとした流れとは、違った姿を見ることができます。また、水面から両岸の玉龍雪山と哈巴雪山までの標高差は3600m以上もあり、世界で最も深い渓谷とも言われています。 虎跳峡は、上虎跳、中虎跳、下虎跳の3つの部分に分けられますが、上虎跳が観光地として最も整備されています。上虎跳入り口の駐車場から片道徒歩1時間ほどの金沙江の激流の激しいところまでは遊歩道が整備されています。人力車も用意されていますので、これに乗りながら渓谷美を楽しむことも可能です。ただし、全ルートが岩肌の斜面の下に作られており、今でも時々がけ崩れが起こっています。雨天時には見学を取りやめるなど、細心の注意が必要です。


|