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洱海

 蒼山のふもと、大理古城の東に広がる淡水湖です。南北に約40㎞、東西に約8kmの広さを持ち、雲南省では滇池に次ぐ大きさです。南北に伸びる形が耳に似ていることから「洱海」と名付けられました。中には「金梭島」、「小普陀」、「南詔風情島」など、島がいくつかあり、観光名所になっています。
 蒼山の雪解け水が流れ込む洱海のきれいで豊富な水は、辺り一帯を潤し、南詔国、大理国の文化を育んできました。周辺では、今でも昔ながらの手作業による稲作や、小船で漁をする姿が見られます。
 洱海の水は西の瀾滄江(メコン川)に流れ込み、やがて南シナ海へと注がれます。
 洱海には下関港や大理古城そばの才村港、周城のそばなど、いくつかの港が整備され、遊覧船で気軽に洱海遊覧を楽しむことができます。特に、下関からは4層からなる大型の観光船が出ており、船内でペー族の若者たちによる民族舞踊を楽しみながら大理名物の三道茶を味わうこともできます。
 また、夜、洱海の上に浮かぶ月は「洱海月」と呼ばれ、静かな湖面に映る月の姿は大理の絶景とされています。
 洱海周辺のお土産屋さんでは、なぜか海で採れる貝殻がお土産として売られていますが、これも中国ならではの愛嬌です。

 


金梭島
 洱海の南部に位置する島です。島の形が「梭(布を織るとき横糸を通す道具。)」に似ていることからこの名がつきました。南北に約1500m、東西に約500mの大きさで、洱海で一番大きい島です。一番高い所は湖面から約250mもあり、かつては「舎利水城」という出城も置かれていました。
 島には懐かしい漁村の風景が広がり、漁村の小散策が楽しめます。

小普陀
 洱海の東部に位置する面積約70㎡の小島です。「観音閣」とも呼ばれるこの小島には古くからの伝説があります。
 その昔、大地が突然裂け、巨大な洱海が現れました。突然離れ離れになってしまった地元の人たちは嘆き悲しんでいましたが、これに同情した観音様が洱海に橋を架けてあげようとしました。そして、観音様が背負ってきた大きな礎石の1つがこの島となりました。
 やがて人々はこの伝説を記念して、島の上に観音様をお祭りする観音閣を建てました。現在の観音閣は清の時代に建てられたものです。この様子が普陀山に似ていることから「小普陀」と呼ばれるようになりました。

南詔風情島
 洱海の南部、蝴蝶泉からは6㎞離れたところに位置します。ペー族独自の宗教「本主教」に関する様々な彫像や広場があり、本主文化に触れることができます。中でも白く輝く大理石「漢白玉」でできた高さ約17.5mの観音像は、大理石の彫像で世界一の高さを誇ります。

洱海公園
 洱海の南岸、下関の街に位置する公園です。団山という小高い丘を中心とし「団山公園」とも呼ばれます。南詔国の頃は鹿の飼育場でした。1976年に市民の憩いの場として整備され、園内には楼閣や動物園、遊戯施設があります。270段の階段を上ったところにある山頂からは洱海や蒼山、下関市街を見渡すことができ、晴れた日には遠く麗江の玉龍雪山も望むことができます。

 




 

     
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